わが家は購読していないが、隣接3軒は、皆、読売新聞を購読。
この地域、朝刊は深夜の2時~3時ごろに配達されるのだが、配達員はバイクをわが家の外壁から2mほどのところに停め、2軒3軒と配達する間、エンジンはアイドリング状態のまま。
その時間は、隣家の駐車状況にもよるが30秒~1分程度で、急発進スタート音と併せ、眠りを妨げられること週に1~3回程度だった。
しかし、配達中のアイドリング停止を申し入れるにしても、寝床から起きて外に出た頃には行ってしまっているだろうし、そもそも配達員の方は、雨の日も風の日も欠かさず配達してくれていて頭が下がる思い・・・そういう考えも湧いてきて、ずーっと我慢してきたのだが、そのストレスもあってか、ここ数年でめっきり髪の毛が抜けるようになった。
このままではスキンヘッド化?(笑)
そうなる前にと、半年ほど前、バイク音が聞こえ始めると同時にパッと布団を抜け出し、配達員の方に、まずは「ご苦労様です」と挨拶。
続けて「配達する間はアイドリングを停止していただけませんか」と申し入れた。
しかし先方は、こちらをチラ見しただけで、何も言わずにバイクをふかし次の配達先へと走り去った。
2~3年前、郵便配達のバイク配達員にも同じお願いをしたことがあるが、その方には今もってキチンと対応していただいている。
そういう経験があったので、今回もてっきり、「ご迷惑をおかけしました。今後気をつけます」という言葉が返ってくるとばかり思っていたのに・・・。
しかしまあ、無視されるようでは改善期待ゼロ。
店の経営者も、人手不足の折、配達員に注意することはできないかもと思い、迷惑をかけられているほうが対応するのもおかしな話だが、防音対策として内窓を設置した。
しかし、設置したLIXILの内窓インプラスは期待したほどの防音性能はなく、バイクのアイドリング音は低周波ということもあって、内窓設置後も起こされることシバシバ状態は続いてきた。
それが、最近になって3日連続で起こされたため、このまま我慢し続けるのはタマランと2回目の申し入れを行ったところ、相手からはナント、「そんなにうるさいなら耳栓すればいいじゃないですか」という、思いもかけぬ言葉が返ってきた。
これは全くの想定外。
日本人の、それも年配の男性から、こんな言葉を聞くとは・・・。
耳を疑った。
もう、この配達員には何を言っても無駄。
売り言葉に買い言葉ということで、「それなら所長さんにお願いしてみます、お隣さん3軒にも読売新聞をとるのを止めろと言います」と言い返したが、それでも相手は反応せず、無言で走り去った。
その後、様子をみていたが、残念なことに状況は一向に変わらず、最近、また2日連続で起こされることがあった。
やれやれ・・・・。
あまり気が進まないが、仕方がない。
音量を小さくできないなら音源を除去するしかないということで、買い言葉どおりのアクションを起こしたほうがいいのかなあ・・・。
ああ・・・面倒くさい・・・。
それにしても、紙面ではCO2削減など大上段に振りかざした記事を書き、会社としても環境管理システムISO14001認証を取得している読売新聞が、影響を及ぼすことができる販売店に対し、「CO2削減のため配達時はアイドリングストップしてください」などと指導していないらしいことにはあきれてしまう。
何事も、まずは「隗より始めよ」なのだ!