自転車違反運転の青切符制導入前、大阪で行われた取り締まりの様子が3月12日に読売テレビから放映されていた。
放映された違反自転車はイヤフォン運転と右側走行だ。


そして警察官は「自転車安全指導カード」の下半分を切って渡していた。


このカード、警察庁によれば、16歳未満の人が違反した時に交付されるものだという。
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/portal/system.html
「警告」ではなく「指導」。
ということは、今回取り締まりを受けた大阪人は、注意された程度の認識しか持たなかったのではいだろうか?
インタビューを受けた違反者の口調からも、それは感じられた。
調べてみれば、大阪府警には「自転車指導警告カード」もあるという。
今回、大阪府警はなぜこのカードを使わなかったのだろうか?
https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000658/658311/rulebook2.pdf
一方、埼玉県警にも「指導警告カード」があり、上半分に身分証明書等による人定事項を記入し、下半分を切り離して違反者に渡す、とある。
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/152/678.pdf
そして別情報によれば「警察では、自転車の交通違反を認知した場合、基本的には現場で指導警告を行います。ただし、その違反が交通事故の原因となるような、歩行者や他の車両にとって、危険性・迷惑性が高い悪質・危険な違反であったときは検挙を行います。」ともある。
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/jitensyaaokippu.html
上記2つの情報を併せ考えると、埼玉県警では違反を見つけた場合、悪質危険な場合を除き「警告カード」を交付するという運用らしい。
千葉県警にも「自転車指導警告カード」があるらしいが、詳細な情報は見つからなかった。
名称から考えると埼玉県警と同じ運用か?
もしそうだとすれば、一時停止違反で赤切符を切られた身として思うに、千葉県警は自転車の一時停止違反は悪質危険な行為だと考えていることになり、これは一般市民の認識と大いに乖離するところだ。
イヤフォン運転でも注意レベルで済んだらしい大阪府警の取り締まり、まずは警告カードを交付する埼玉県警、そして一時停止違反でいきなり赤切符を切った千葉県警の市原警察署。
同じ警察で、こんなにも運用に差があるのは問題だ。
警察庁からは、基本的な運用指針的なものは出ていないのだろうか?
以下は読売テレビの報道。
スマホの「ながら運転」で反則金1万2千円 4月から自転車「青切符」制度導入前に取り締まり 大阪
3/12(木) 19:05 YAHOOニュース;読売テレビ
来月(4月)から自転車の交通違反に反則金が科されるいわゆる「青切符」制度が導入されるのを前に、大阪市内で取り締まりが行われました。
報告・神谷果歩 記者 「大阪・梅田の交差点では、警察による自転車利用者に対する集中的な取り締まりが行われています」
道路交通法の改正に伴い、4月1日から自転車の交通違反にも「反則金」が科される「青切符」制度が始まります。
スマートフォンの「ながら運転」には1万2000円、信号無視や逆走には6000円などと自動車並みの「反則金」となっています。
警察官 「左側を走ってもらうのは通常の走行でかまへんねんけど、右側行ったら逆走というか、右側通行になってしまう」
警告を受けた人 「単純な信号無視とかそういうのは分かりますけど、まあちょっと難しいところはありますよね」
今年に入り、自転車が関係する事故で8人が死亡していて、警察は交通ルールの順守を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1b453ad178f232c786f4b3f2e08568ae070736