■交差点通過直後に日陰から出てきた婦警に呼びとめられた
2月の平日午後、五井駅近くの線路沿いの道を自転車で駅方面に向け走行中、信号のない交差点を通過した直後に、日陰から出てきた婦警に呼び止められた。
当方ヘルメット着用につき褒められるのかな?と思い、冗談半分で「別に違反はしていませんが・・・」と言うと、なんと一時停止違反だという。

■事前警告したと言われたが本当だろうか?
婦警いわく「ここは一時停止場所です。止まるよう警告したのですが止まらなかったので切符を切ります」。
ンンン・・・? 警告した・・・?
黒っぽい服を着た人が複数人、左のカドに立っていることは40~50mほど手前にある駐車場付近から認識していた。
工事かな?どこで工事しているんだろう?トラ模様の柵などは見当たらないが・・・などと思いつつ、工事用車輛が出てくるかもと思い前方に注意を払いながら走っていたし、交差点を通過する、たしか手前付近で『あっ!工事ではなく警察だ、民間人が1人いる、事件かな?』と気付いたほどなので、警告されていたなら気が付いたはずだ。
「黒っぽい服なので工事の人かと思っていました。警告には気付きませんでしたが・・・?」と言うと、「いや、警告しました」と言う。
しかしタイミング的には、交差点を通っている時ではなく、通り過ぎてから呼び止められた。
これは、日陰から警告したということではなかろうか?
それ以前に、本当に警告したのだろうか?
しかし、言った言わないの議論になると警察に分があるので、これはもう災難だと思ってあきらめるしかない。
それにしても、ン10年クルマを運転してきて初めての違反切符。
婦警に免許証を提示した時にも「ゴールド免許ですね」と言われた。
それなのに自転車で・・・それもこんなだまし討ちみたいなやり方で・・・。
くやしさ満杯だ。
■相手に意思が伝わらない警告は警告ではない
警告はコミュニケーション手段の一つ。
相手に意思をハッキリ伝えるのが警告だ。
相手に伝わらないような警告では、それは警告とは言えない。
今回のような場所で警告するなら、日蔭からではなく、一時停止線付近で行うのがスジだ。
そこには陽が当たっており、遠くからでも警察だと認識できる。
それだと警告される前から気付き、停止していたものを・・・。
いわんや、警告されたが無視してそのまま走り去るなど、あり得ない。
それを、まだ寒い2月、一時停止線のずっと向こうの日陰にいた。
黒っぽい制服は日陰に溶け込んでしまい、識別困難。
それゆえ、最初は工事の人かと思ったのだ。
これは忍法交通取り締まり術その2;日蔭隠れの技。
その1は言うまでもなく死角隠れの技だ。
それはともかくとして、警告したということだが、それは検挙を正当化するための理由付けではなかろうか?
もしそうだとすれば、いかにも卑劣。
検挙することが目的の取り締まりではないかと思い始めた。
■そして婦警は赤切符を切りはじめた
そして近くの駐車場内に誘導され、婦警は切符を切り始めた。
なんと赤切符。
婦警は「この違反は罰金5万円ですが今まで無違反なら納付状はいかないと思います。しかし3年で2回やると講習会対象にもなります」などと言いながら、どこに行くのですか?など、一時不停止とは関係のないことをえんえんと聞いてきた。
罰金5万円?たしか車の違反でも5000円とか6000円だったはずだが・・・。
なぜ危険度が格段に高い車の違反より10倍も高い罰金?
それも、飲酒運転とかスマホ運転のような危険度の高い悪質運転ではないのに・・・。
くやしさプラス、理不尽さへの怒りが徐々に増殖しはじめた。
■切符を切られている間も一時停止違反自転車が何台も通過
自分が捕まったのは仕方がないにしても、切符を切られている最中も、一時停止違反自転車が何台も通り過ぎる。
それなのに、くだんの婦警、そちらに一瞥をくれるわけでもなく、切符切りに専念していた。
これは理不尽、不公平だ。
安全運転啓蒙目的で取り締まっているのなら、切符を切りつつも監視を続け、一時停止しない自転車がいれば同じように捕まえるべきだ。
捕まえないまでも注意喚起ぐらいは・・・。
モヤモヤ感、満載。
たまらず、一時不停止で通過しつつある若い女性に「ここは一時停止です!止まらなければワタシみたいに捕まりますよ!」と声をかけたほどだ。
そうこう考えているうち、この頃から頭のネジが狂い始めた。
■ゴネ過ぎて男警から「公務執行妨害で逮捕するぞ」と恫喝された
人生初の違反切符ということもあって気分はテンパリ状態。
警告したかしないかは水掛け論になるが、何台も通り過ぎる一時停止違反自転車は今起きている現実だ。
そうだ、この点をつついてみよう。
そこで 切符切りが終わりかけた頃から、「また一時停止しませんでしたよ!あれも捕まえないんですか?」などと抗議し始めた。
婦警、「今、切符を切っていますので」。
本末転倒だ。
そして切符を切られ終わった後、「もう行っていいです」と言われたが、そのまま立ち去るのも悔しいので、脱いだヘルメットとともに現場写真を撮り、その後、どんな方法で警告しているのか確認しておこうと、切符を切られた場所からもう少し交差点に近い場所に立ち止まっていた。
すると婦警、「写真は撮らないでください」
当方、写真を見せながら「人の顔は撮っていません」
婦警、「早く行ってください」
当方、「いや、どのように警告しているか見ておきたいので・・・」。
婦警、一緒に取り締っていたもう1人の警官のところに行く。
そして二言三言話していたかと思うと、50代だろうか、機動隊あがりかと思えるようなイカツイ容貌&ゴッツイ体格の男警が近づいてきて、「警告!これ以上いると公務執行妨害で逮捕するぞ、イイカ!一度警告したからな!」とスゴイ剣幕で怒鳴られた。
アア・・・怖!
まるで暴力団。
これは警告というレベルではなく恫喝、脅迫だ。
10mほど離れた場所で男警から切符を切られていた妙齢のご婦人もさぞや驚かれたことだろう。
一昔前ならいざしらず、今の警察でも、いくらシツコイ相手だといっても、一般市民相手にこんな言い方をするとは・・・。
もしかすると警告方法を確認されるとマズイと思ったから、ああいう言い方になったのかな?
それにしても、立ち止まっているだけでナンで公務執行妨害になるの?
そうは思ったものの、テレビドラマだと、そう言った時点で「ハイ、公務執行妨害で逮捕ね!〇時〇分」という展開になることが多い。。
こんなことで逮捕されてはタマランと、現場をスタコラ退散した。
警察を甘く見過ぎていて大失敗。
この一件で、これまでなんとなく抱いていたソフトな警察のイメージは木っ端みじんに吹き飛ばされたのでありました。
やっぱり警察は怖かった。
■取締り相手からゴネられるのが嫌で辞職した警官がいた
帰宅後に自転車の交通違反について調べていると、取締り相手からゴネられるのが嫌だったなどの理由で辞職した警察官がいた・・・という記事が見つかった。
今回、陰湿かつ恣意的な取り締まりに我慢ならず文句たらたら言い続けたのだが、言われる方の身になってみればチトしつこすぎたかな?
あの婦警さん、ごめんなさい。
■年度末ゆえノルマ達成のための取締り?
自転車の取り締まりが強化されたことは知っていたが、マサカ自分の身に降りかかるとは・・・。
考えてみれば捕まったのは2月。
年度末になるとノルマ達成のため簡単に検挙できる場所で検挙に励むという話しを聞いたことがあるが、今回もそれだったのかなあ・・・?
上述の辞職元警察官の話しでは、警察には検挙数の努力目標(自分で設定するのでノルマとは呼ばれていないらしい)があるということだし・・・。
検挙数を稼ぐため、ワザと相手に見えにくい日蔭から警告した形をとったと思われても仕方がない。
■もうヘルメットは被る気がしなくなった
当方、努力義務のヘルメットを着用しており、その点もアピールしたのだが、それには一切、反応なし。
ヘルメット着用という警察からの呼びかけに協力していたつもりだったが、その気持ちはヘナヘナと消えてしまった。
そういう意味をも込めて、現場にヘルメットを置いて写真を撮ったのだ。
ヘルメットは自分の身を守るためのもの。
それを、警察の卑劣な取締まりが気に入らないからといって着用しないのは本末転倒だ。
それは重々承知してはいるものの、本末転倒の警察には本末転倒で対抗するしか方法が思い浮かばなかったのだ。
■今年4月からは青切符制度に変わるという
調べているうち、2026年4月1日からは自転車の違反にも青切符制度ができるという情報を見つけた。
この場合、一時停止違反は罰金5万円ではなく反則金5000円。
そうだろうなあ・・・。
これで罰則のバランスがある程度はとれるというものだ。
ただ、危険度がはるかに大きい車と同等の金額という点は疑問。
車で違反しても自転車並みの罰しか受けないんだと、ヘンな誤解を招きかねない。
■自転車違反の検挙判断基準は「警察官の対面での指導警告に従わず・・」と改めるべきだ
青切符を切られるケースの一つが、政府広報によれば「警察官の指導警告に従わず違反行為を続けたとき」だそうな。(最下段)

https://www.gov-online.go.jp/article/202410/entry-6604.html
そうか、それでワザワザ冒頭で「警告しましたが・・・」と言っていたのか・・・。
しかし、この条文は、「本人に直接口頭で注意したが、それでも従わなかったとき」というふうに読み取れる。
それが読み方によっては、日陰から相手が気づくかどうか分からないような形で警告しても、それも警告したことになる・・・ということなのだろうか?
男警から「イイカ!警告したからな!」と恫喝された、ああいった口頭による確かに相手に意思が伝わる警告こそが正しい警告なのだ。
相手に警告意思が確実に伝わるよう、この文面は「警察官からの対面での指導警告に従わず・・・」と改めるべきだ。
恣意的取り締まりを抑制するためにも・・・。
【付記】
先日、神奈川県警の交通取り締まりデータ捏造事件に関し、こんな報道があった。
「取り締まりは件数を稼ぐことではなく、事故の抑止が目的」という警察庁の指摘。
市原警察署長殿には、この点を現場で取り締まりにあたる警察官に改めて周知徹底しておいていただきたい。
取り締まりに疑念を抱いた国民の一人としてお願いします。
「取り締まりの根幹揺らぐ」 自転車「青切符」控え、警察庁に危機感
2026年2月20日 毎日新聞
神奈川県警による交通違反の不正な取り締まりを巡り、警察庁は20日、再発防止策を示した通達を都道府県警に出した。
身近な乗り物の自転車の違反取り締まり制度が4月に大きく変わるのを控え、適正な取り締まりの実施に向けた危機感がにじむ。
県警の担当者は今回の問題を「取り締まり制度の根幹が揺らぐ事案」とする。
警察庁は、取り締まりは件数を稼ぐことではなく、事故の抑止が目的だという理解が現場で欠けていたと指摘。
基本意識や捜査書類の作成方法を徹底する「巡回指導官チーム」を警察庁と各警察本部に設置し、管理の目を行き届かせる。
4月には、自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を納付させる新ルールが始まる。
これを議論した有識者検討会からは「国民から疑念を抱かれるような取り締まり」をしないようくぎを刺されていた。
https://mainichi.jp/articles/20260219/k00/00m/040/306000c
(後記)
あれだけシツコク食い下がったことで心証を悪くし、初めての違反ではあるが罰金支払い命令がくる・・・。
そんなことにならないか、段々に心配になってきた。
来たらどうしよう。
神奈川県警の不正は取り締まりを受けた人からの不服申し立てが発端になって発覚したというが、それに倣う手もあるのかなあ・・・。